はじめての掃除機(26日目)
わたくし、ずっと我慢していたことがありました。
大福を家族に迎えてから丸26日。
ずっと我慢していたことがありました。
大福のおしりの匂いを嗅ぐことでもなく(興味はあるけど)
大福の肉球を思う存分ぷにぷにすることでもなく、
私たち夫婦が、ひたすら我慢していたこと。
それは、掃除機なのでした。
我が家にある掃除機(数年前に買ったダイソン)の爆音を、
大福はきっと怖がるだろうと思いまして、忍び難きを忍び、耐え難きを耐え
丸26日間、掃除機をかけてなかったのです。
(その間のホコリ掃除は、クイックルワイパー先生、一択でした)
そろそろ、クイックルワイパー先生も手に余るくらい、
ホコリやら、大福の毛やらが、幅を利かせるようになったので、
とうとう掃除機を使うことにしたんです。
おそる、おそる電源を入れると、、、
ものの十秒もしないうちに、ケージから飛び出してソファーの下へ一目散。
大福は、いつもの定位置に隠れ、掃除機をかけおわってもしばらく出てきませんでした。
まあ、そうなるよね。
分かっちゃいたけど、ちょっと凹みました。
掃除機をかけている私まで、ダイソンの一味だと思われて嫌われちゃうんじゃ、、
そんな疑念もチラリとよぎり。
いつか慣れる日が来るのかなあ。
(写真はテレビの前で存在をアピールしているときの大福)